福岡の活気と風情、そして歴史や自然を満喫できる、福岡旅行のおすすめ観光モデルコースをご紹介します。
このモデルコースでは、福岡の定番観光スポットだけでなく、地元の人々がおすすめする穴場スポットも訪れます。
美味しいグルメ、美しい景色、そして豊かな歴史と文化を満喫できる福岡旅行を、ぜひこのモデルコースを参考に計画してみてください。
【福岡旅行】福岡市内のモデルコース
まずは福岡市内の観光モデルコースをご紹介します。
モデルコース1:博多・天神周辺散策&福岡グルメ満喫(1日中)
福岡市内の中でも、博多・天神周辺の観光モデルコースとなります。歴史やきれいな景色、美味しいグルメまで、福岡の魅力を最大限満喫できるモデルコースです。
東長寺:空海が日本で最初に開山した密教寺院
弘法大師空海が日本で最初に開山した密教寺院として知られる東長寺は、福岡市内中心部に位置する歴史ある霊場です。
日本最大級の福岡大仏や、おどろおどろしい地獄絵巻が体験できる地獄極楽めぐり、回転式六角堂、美しい五重塔など、見どころ満載です。弘法大師ゆかりの洞窟や黒田藩主の墓所、美しい庭園など、歴史、文化、自然を満喫することができます。
櫛田神社:博多祇園山笠の神様で有名
櫛田神社は、博多祇園山笠の神様として知られる神社です。735年に聖武天皇の命によって創建された歴史ある神社です。境内には、本殿や神楽殿などの重要文化財も数多くあります。
毎年7月に行われる博多祇園山笠は、福岡を代表する夏祭りとして有名です。
天神地下街を散策:グルメからお土産まで何でも揃う
天神地下街は、西日本最大級の規模を誇る地下街です。約200店舗が立ち並び、ファッション、グルメ、雑貨など、様々なものを楽しむことができます。
博多ラーメンやもつ鍋など、福岡名物のグルメを味わえるお店がたくさんあります。
博多とんこつラーメン
博多市内には、博多とんこつらーめんを専門とする店が軒を連ね、どこに行っても本場の味を楽しむことができます。
白濁したスープは、豚骨をじっくりと煮込み、旨味を余すことなく抽出した結晶そのもの。一口すすると、濃厚な豚骨の風味が口いっぱいに広がり、思わずため息が出てしまうほどです。
極細のストレート麺は、そのスープに絡み合い、至福のハーモニーを奏でます。また、ラーメン屋台で気軽に味わうこともでき、博多の活気あふれる雰囲気を肌で感じながら、熱々のラーメンを頬張るのも格別な体験です。
また、ラーメン屋台で気軽に味わうこともでき、博多の活気あふれる雰囲気を肌で感じながら、熱々のラーメンを頬張るのも格別な体験です。
福岡城跡
写真提供:福岡県観光連盟
福岡のシンボルともいえる福岡城跡は、江戸時代の面影を残す歴史ロマンあふれるスポットです。
黒田長政が築城した福岡城は、江戸時代を通して福岡藩の藩庁所在地として栄えました。
天守台は現在、展望台となっていて、福岡市街を一望する絶景を見ることができます。
大濠公園日本庭園
写真提供:福岡県観光連盟
大濠公園日本庭園は、福岡市中心にある市民の憩いの場で、大濠公園開園50周年を記念して築庭されました。
伝統的な日本庭園の作庭技法に基づく古典美を基調としつつ、近代性も盛り込まれています。
庭園内には大池と築山の池泉庭、曲水の流れ、枯山水庭、数寄屋造りの茶室と露地庭が配置され、園路をめぐりながら廻遊できます。
中州の屋台
写真提供:福岡県観光連盟
福岡旅行の夜ごはんは、中洲は屋台にぜひ足を運んでみてください。
約150軒の屋台があり、ラーメンやおでん、焼き鳥、天ぷら、イタリアン、エスニック、四川料理、カクテルバーなど、さまざまな食文化が花開いています。美味しく、こなれた雰囲気が魅力的です。
【福岡旅行】北九州エリアのモデルコース
続いて、北九州旅行の観光モデルコースをご紹介します。
モデルコース:北九州市内を満喫
北九州市内の有名観光スポットを1日で観光できるおすすめのモデルコースです。
1.門司港レトロ散策
2.三宜楼
3.門司港焼きカレー
4.小倉城
5.角打ち
6.北九州新三大夜景「皿倉山」
それぞれの観光スポットについて、魅力や観光ポイントをご紹介します。
門司港レトロ散策
1914年に建てられた木造2階建ての駅舎は、ネオルネサンス様式の美しい建築物です。1988年に日本で初めて現役の鉄道駅舎として国の重要文化財に指定されました。
歴史を感じさせる重厚な造りと、現代的な設備が融合した駅舎は、まさに必見です。左右対称の造りが特徴で、夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。
門司港駅周辺は、門司港レトロと呼ばれる観光エリアとして整備されています。新鮮な魚介類を使った海鮮料理店や、門司港名物の焼きカレーなど、様々なグルメ店が軒を連ねています。また、お土産物店や雑貨店なども充実しているので、ショッピングも楽しめます。
三宜楼
関門海峡に面した門司港レトロ地区にある「三宜楼」は、1931年に建てられた木造3階建ての料亭建築です。現存する料亭建築としては九州最大級の規模を誇り、国の登録有形文化財にも指定されています。
3階には、広さ約100畳の大広間である「百畳敷」があります。海峡の眺望を独り占めできるこの空間は、宴会や結婚式など様々な用途に利用されています。
門司港焼きカレー
写真提供:福岡県観光連盟
門司港を訪れたなら、ぜひ味わいたいのがご当地グルメ「焼きカレー」です。昭和20年代に門司港の老舗洋食店で、店主が余ったライスとカレーを組み合わせてオーブンで焼いたところ、これが意外な人気を博し、門司港名物として定着しました。
熱々のチーズで覆われたカレーライスをオーブンで焼き上げ、こんがりとした香ばしさととろけるチーズの風味がたまらない一品です。
門司港の焼きカレーは、お店によって様々なバリエーションがあります。定番の牛肉カレー以外にも、シーフードカレーや野菜カレー、チキンカレーなど、様々な種類の焼きカレーを楽しむことができます。また、チーズの種類やトッピングも豊富なので、自分好みの味を見つけることができます。
小倉城
北九州市小倉北区にある小倉城は、1597年に豊臣秀吉の家臣である黒田長政によって築城された城です。白亜の天守閣は「白鷺城」の異名を持ち、小倉のシンボルとして市民に親しまれています。
天守閣からは、小倉市街を一望することができます。特に夜景は美しく、小倉の新たな魅力を発見することができます。
北九州の文化「角打ち」
角打ちは、酒屋の店頭でお酒を飲むことを指します。
北九州では、昼夜問わず飲める場所として重宝され、角打ち文化が盛んになりました。明治34年に八幡製鐵所が開業し、三交代で働く労働者が多かったことが影響しています 北九州市内には約60軒超の酒店で角打ちが楽しめます。老舗から新しいお店まで、シブい雰囲気でお酒を楽しむことができます。
新日本三大夜景「皿倉山」
北九州市八幡東区にある皿倉山は、標高622メートルの山で、山頂からは北九州市街を一望することができます。特に夜景が美しく、「100億ドルの夜景」と称され、日本新三大夜景に認定されています。