北九州には、一度食べたら忘れられないご当地グルメが盛りだくさん!焼きカレーやかしわうどんなど、全国的にも有名なものから、地元で愛されるソウルフードまで、バラエティ豊か。
この記事では、そんな北九州グルメを10選に厳選してご紹介します。どこに行けば食べられるのか、その魅力もたっぷりお伝えします。さあ、北九州の味覚の旅へ出発しましょう!
北九州発祥のグルメ3選!
焼うどん(小倉発祥)
小倉発祥とされる焼うどんは、北九州市民のソウルフードとして長きにわたって愛されています。
小倉の焼うどんは乾麺をゆで使うのが流儀。太麺のもっちりとした食感と、甘辛いソースの絶妙なハーモニーは、一度食べるとやみつきになること間違いなし。熱々の鉄板の上でジュージューと音を立てながら焼き上げられた焼うどんは、食欲をそそる香りと共に、口の中に広がる幸福感を与えてくれます。小倉を訪れたら、ぜひ地元の老舗店で本場の焼うどんを味わってみてください。
焼きカレー(門司発祥)
レトロな街並みが魅力の門司港で生まれた焼きカレーは、港町ならではの異国情緒あふれる一品です。カリッとしたチーズが香ばしく、スパイシーなカレーが食欲をそそる、熱々の焼きカレーは、地元の人はもちろん、観光客からも大人気。
それぞれの店でオリジナルの焼きカレーを提供しているため、辛さや具材、トッピングなどが異なり、自分好みの焼きカレーを見つけることができます。港町ならではの海の幸をトッピングした海鮮カレーや、スパイシーなキーマカレーなど、バラエティ豊かな焼きカレーも楽しめます。
鉄なべぎょうざ(八幡発祥)
黒崎の『やまとぎょうざ本店鉄なべ』で生まれた鉄なべ餃子は、アツアツの鉄板で提供されるのが特徴です。
薄皮のパリパリとした食感と、ジューシーな餡のハーモニーは、一度食べたら忘れられない絶品。特に、焼き立ての餃子を熱々の鉄板でいただくときの香ばしさは格別です。
北九州を観光するなら絶対に食べたいローカルグルメ5選
資さんうどん
北九州市発祥のうどんチェーン店「資さんうどん」は、地元の人々に愛されるソウルフードです。
1976年の創業以来、変わらぬ味と豊富なメニューで多くの人を魅了してきました。
丁寧に取った出汁は、風味豊かで奥深い味わい。そして、もっちりとした食感のうどん麺との相性は抜群です。中でも「肉ごぼう天うどん」は、その人気メニューの一つ。
一度食べると忘れられない、深い味わいが特徴です。北九州を訪れた際は、ぜひ「資さんうどん」で、地元の味をご堪能ください。
戸畑のチャンポン
福岡県北九州市戸畑区で生まれた、ご当地グルメ「戸畑ちゃんぽん」。長崎ちゃんぽんとは一味違う、戸畑ならではの独特の味わいが魅力です。
戸畑が日本一の遠洋漁業の基地だった頃、長期間保存できる「蒸し麺」が開発されました。この蒸し麺を使ったちゃんぽんが、忙しい労働者たちに大好評となり、戸畑ちゃんぽんが誕生したのです。
細くてコシがあり、黄色っぽい麺が特徴で、調理時間が短いため、忙しい人でも手軽に食べられるのが魅力です。
北九州ラーメン
北九州ラーメンは、豚骨ラーメンの本場・福岡の中でも、独自の進化を遂げたラーメンです。博多ラーメンとはまた違った魅力がたっぷり!
白濁した濃厚な乳化豚骨が主流ですが、透明感のあるあっさりとした豚骨まで、多様な豚骨スープが楽しめます。博多ラーメンよりも太めの麺は、コシが強く食べ応え抜群。スープとの相性も抜群です。
各店舗が独自の工夫を凝らしたラーメンを提供しており、まさに「北九州のソウルフード」と言えるでしょう。
折尾かしわめし
北九州の名物駅弁として知られる「東筑軒のかしわめし」は、鶏の旨みがぎゅっと詰まった、一度食べたら忘れられない味わいです。
鶏の旨味がしみ込んだ、ふっくらとした炊き込みご飯は、まさに絶品。鶏のそぼろ、錦糸卵、きざみのり。シンプルな組み合わせだからこそ、素材本来の味を楽しめます。
大正時代から受け継がれてきた秘伝の味を、今も昔も変わらず味わうことができます。
角打ち
北九州で生まれた「角打ち」は、酒屋の一角で気軽に立ち飲みを楽しめる、独特な文化です。
昔、働く人々が仕事を終えて立ち寄った酒屋で、買ったお酒をその場で飲んだのが始まりと言われています。
角打ちの魅力は、その手軽さ。飲み屋のように長時間いる必要はなく、ちょっと一杯飲みたい時にサクッと立ち寄れるのが嬉しいところ。しかも、飲む分だけ支払うので経済的です。さらに、酒屋ならではの豊富な品揃えも魅力。さまざまな日本酒を試飲でき、店員さんに相談して自分好みの日本酒を見つけられるのも楽しいものです。また、同じお酒好きな人と出会えるのも角打ちならでは。北九州を訪れた際は、ぜひ地元の「角打ち」で、気軽に立ち飲みを楽しんでみてください。
意外と知られていない北九州グルメ
寿司
北九州は、3つの海に囲まれ、新鮮な魚が豊富に獲れる「お魚天国」です。
特に関門海峡で育った魚は、潮の流れが速いため身が引き締まり、寿司ネタとして最適です。北九州の寿司店は、漁師から直接仕入れたり、鮮魚市場からすぐに仕入れたりと、鮮度管理を徹底しています。また、熟練の寿司職人が、魚の部位や旬に合わせて最適な調理法で握るため、その味は絶品です。
さらに、北九州では「小倉前」と呼ばれる、醤油ではなく塩やすだちで食べる寿司も人気です。魚の本来の味を味わえる、この地域ならではの寿司文化も魅力の一つです。地理的条件の良さ、鮮度管理の徹底、熟練の職人の技、そして独自の寿司文化など、様々な要素が組み合わさって、北九州の寿司は高い評価を得ています。
関門ふぐ
「ふぐといえば下関」という印象が強いですが、北九州の門司エリアでも多くのふぐ専門店があります。関門海峡に面した門司港は、新鮮な海の幸が味わえる街として知られています。その中でも、特に人気なのが「関門ふぐ」です。
関門海峡で育ったふぐは、身のしまりが強く、上品な味わいが特徴。門司港には、老舗のふぐ料理店から気軽に立ち寄れるお店まで、様々なお店が軒を連ねています。